2013/03/08

SHURE SE215SPE-Aを買いました。

今まで使っていたSHUREのSE115のコード皮膜が破れて、銅線が剥き出しになってしまいました。だからといって音が途切れるわけでもなく、まだ使えるのですが、どうも心地が良くない。そもそも音が心地良くない。
というわけで、現行品のSE215 Special Editionというのを買ってみました。

実は、直前までノーマルのSE215と悩みました。
決してミク色に惹かれて買ったわけではない。と、これだけは断っておきたい。


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思えばSE115はひどい音でした。

珠音希にとっての初SHURE、E2cはとても素晴らしかった。それまでソニーの安物しか聴いたことがなかった耳には「あぁ、これがフラットなのね…」と。いや、本当のフラットがどんなのか知らないわけですが。

しかし、後継のSE102も、そのまた後継のSE115もイマイチでございました。低音はある。あるけどモコモコしてる、籠ってるー!
ちっとも気持ち良くない。そんな音。

だったら、なんで使ってたのか。それは(お小遣いが少ないこと、そして)遮音性が素晴らしいことに尽きます。
要するに、音楽が聴ける高性能耳栓。それがSE115でした。

ちなみに、お小遣いが少ないのでポータブルヘッドホンアンプなんかありません。基本iPod直挿しです。


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SE215は評判が良いようでした。
曰く「高音は十分に伸びている」「スッキリした」「キラキラする」などなど。
(0゚・∀・)ワクテカ です。

一方、SE215 Special Editionは、より厚みのある低域チューニングとのこと。
別にスペシャルな低音は要らないのですが、「アンケートの結果を基にしたチューニング」と言われると、じゃあノーマルなSE215はガッカリな低音なのか…と思ったりします。
その上、「Special Editionは万能タイプ」とか「見晴らしがよい」とか「高音もクリア」とかレビューに書かれてるのを読めば、少なくとも失敗は無さそうだと思います。思いました。

ということで、買いました。スペシャルな方。




さて、聴いてみた結果ですが、

SE115よりはるかに上等でした。
SE115では塊にしか聴こえなかった音が、ちゃんと聴き分けられます。
低音は増強されていて、高音も出ています。出ているんだけど、クリアかね。違くね? そんな感じ。
スカッとしないのでござる。( ゚Д゚)ナンデ?

やはり、価◯.comの「強調した低域に負けています」を信じるべきだったのでしょうか。
そういえばア◯ゾンにも「SE215の方が高音が出ていた」と…(ry
泣きたい。


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結論。

クラシックやジャズには合わないかもしれません。合わないと思います。キラキラしてないし。ノーマルなSE215の方がいいのかもしれません。いいと思います。
このスペシャルな某は元気なロックを勢いで聴く用でしょうか。耳で聴くな、魂で感じろ! お、おう……みたいな。

まだ買って1週間なので、ユー、そりゃエージング不足なんだYO!って言われればそれまでですが。そうであって欲しい。号泣。



後日談
Klipsch Image X10を買いました。
SonicMax ProでスペシャルなSE215をぶっ生き返すの巻。
Atomic Floyd SuperDartsを買いました。



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