2013/03/09

Klipsch Image X10を買いました。

テッカテカになって買った「スペシャルなSE215」ことSE215 Special Editionですが、どうもスッキリしない。なんかこう、突き抜けた充足感がない。
じゃあ不満があるのか?と聞かれれば、ある。あります。
悪いとは言わないが、スカッとしない。そんな養命酒のような音がなにより不満。

折角買ったのに!← 試聴してから買え、ということですね


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満足していないから悪い虫が騒ぐ。
そういえば、今年は特許を3件成立させたので、お小遣い程度の報奨金が手に入るんだっけ。じゃあ、それで新しいイヤホンを買えばいいジャマイカ。(0゚・∀・)

しかし、さすがに短期間に2個目となると、次は失敗したくありません。自然とネットで堅く評価されている高級機種に目が向きます。

・SHURE SE535
・Etymotic Research ER-4S
・Ultimate Ears Triple.fi 10
・SENNHEISER IE80
・Westone 4
・Klipsch Image X10

などなど。あぁ、どれも眩しい。
しかし、どれも高い。(´-ω-`)ショボーン

そんな中で目を引いたのが、Klipsch Image X10でした。ネットでの評判もなかなかそそるものがございます。
曰く「理想的」「非常にバランスが良い」「シングルBAの真髄」とまで。
(0゚・∀・)テッカテカ

しかも、並行輸入品ならAmazonで10,500円。えーっと、SE215 Special Editionが9,980円だったから、ほとんど値段が変わらないじゃねーか!

しかし、安価の並行輸入品といえば偽物疑惑が付き物。ですが、Amazonで販売されているコレに限っては、非常に評価が良い。本家サイトで無事カスタマー登録できた、という報告まであるし大丈夫じゃね?うんうん。

ということで、買いました。試聴もせずにアゲイン。

スピーカーとオソロDEATH!キラッ☆

写真に写っているスピーカーは、同社ReferenceシリーズのRB-51IIです。いい音鳴らします。
してみると、X10はReferenceシリーズと、X5は下位のSynergyシリーズと、それぞれオソロなのですね。色が。


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さて、肝心の音ですが、

ハッキリクッキリ、キレイな高音が出ます。といっても、オーディオテクニカのATH-CKM1000みたいな行き過ぎた感はなくて、ちょうどいい感じ。
SE215 Special Editionと比べれば、バイオリンの音も切れ味抜群です。

そのくせ低音も良く出る。
今までバランスド・アーマチュア型のシングルドライバーというものは、SHUREのSE315みたいに低音が残念なものとばかり思い込んでました。が、なんの必要十分な低音が出るじゃないですか。
ダイナミック型からの違和感がない、というレビューをどこかで見ましたが、なるほど。うむ、確かに。

イヤホンに望む音として、SENNHEISERのヘッドホンHD-25-1IIのような音が理想なのですが、X10は結構いい線いってるんじゃないでしょうか。
とてもスッキリ。でも低音はHD-25-1IIより良く出てます。もうちょっとタイトでも良かったかな。

尚、遮音性はSE215の方が優れています。
でも、SHURE特有のあの、まるで無響室の中に放り出されたような閉塞感もなければ、無音の中で頭の周りにだけ音が鳴っているような違和感もない。自然な鳴り方です。

そうそう。SHURE掛けできます。SHURE掛けすれば、タッチノイズなんて無問題でやんす。


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一応、最高級品質のイヤホン。それをお安く手に入れられたのはとても良うござんした。
まぁ、米Amazonでは89.99ドルで売ってるんだから、並行輸入品の1万円だって怪しむほど安いってわけではないんですけどね。それでも1万円ほどで買えるイヤホンとしては最強ではなかろうか。

さて、これからスペシャルなSE215をどう使おうか。それだけが悩みでございます。


※最近、Amazonの並行輸入品に偽物が増えているみたいです。価格が安いからって案ずるな。と上には書きましたが、偽物ならば話は別。今なら国内正規品をオススメします。

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