2016/04/06

DACを買いました。

随分久しぶりの投稿となります。1年ぶりですね。
珠音希です。皆様、こんにちは。

この1年間いろいろありました。
そうね、まずは引っ越しました。線路近くの結構やかましい鉄筋マンションから、閑静な住宅街のシャーメゾンに。軽量鉄骨ながら防音も結構しっかりしてて、音楽鑑賞環境として充実したことは間違いない。


マイリビングオーディオ


それから、ルンバを買いました。


簡単には乗ってくれません


最後に、愛猫の茶トラが亡くなりました。
とても寂しいことですが、16歳という年齢を考えれば大往生ですね。天晴!


君よ、永遠なれ


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さて、タイトルの通りDACを買いました。単体のDAC専用機です。
買ったのはPS AudioのDigital Link III。もちろん中古DEATH!キラッ☆
このDigital Link IIIは既に発売から10年が経つDACですが、なかなかに評判が宜しい。現在は後継機種のNuWaveが販売されています。

他にもNorth Star DesignのEssensioとかMusical FidelityのX-DACとかオンキョーのDAC-1000などいろいろなDACを検討したのですが、Digital Link IIIは「とにかく音場が広大」という。さらには「CDがSACD並みの音質になる」という。マジか。決まりだな。というわけです。
「お風呂場サウンド」なるレビューもありましたが、エコーは嫌いではありません。教会で録音された響き多めの宗教曲などはむしろ好むところ。


そうそう、このDigital Link IIIはアナログ出力がディスクリート構成だそうですよ。
ディスクリート構成は大好物でございます。何がどう良いのか理解していませんが、なんとなく好きです、ディスクリート。我が家のプリメインアンプ、マランツPM6005もフルディスクリート構成 。

また、電源はトロイダルトランスだそうですよ。
トロイダルトランスは大好物でございます。何がどう良いのか理解していませんが、なんとなく好きです、トロイダルトランス。我が家のプリメインアンプ、マランツPM6005もトロイダルトランス。

さらには、チップからバランス接続対応だそうです。
あぁ、我が家のプリメインアンプ、マランツPM6005はバランス接続に非対応だからよく分からない!


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そんなわけで我が家にお迎えしたDigital Link III、早速セッティグなのです。
が、テレビ台にはもう収納するスペースがありません。さりとてテレビ台の上、テレビの前に置くには奥行き(36cm)が長すぎる。つまり置き場所がない。
というわけでここだ。


テレビの裏側に横向き配置DEATH!


置き場所なんかどうでもいい、大事なのは音。
というわけで、我が家のシステムのおさらい。


ビフォー:
iTunes → (無線LAN) → Apple TV → (光デジタル) → マランツPM6005 → (ワイバイア) → QUAD 11L

アフター:
iTunes → (無線LAN) → Apple TV → (光デジタル) → Digital Link III → (アナログ) → マランツPM6005 → (ワイバイア) → QUAD 11L


これまでプリメインアンプ内蔵のDACに任せていたデシタル→アナログ変換を、より高品位でイェイ!なクオリティの単体DACに変更したわけですから、大いに期待できます。否、悪くなるはずがありません。
ところが、、、あぁ何ということでしょう。ビフォー・アフターの音の違いがよく分からないのです。

いや、確かに変わった。気もする。が、もっと歴然とした違いが、例えばプリメインアンプを換えた時のような、分かりやすい違いがあると思っていた。
良くないのかと言われれば、良いよ。というか元から悪くない。

じゃあ「とにかく広大」と評判の音場はどうか。奥行きが深くなったと言われれば、そうね、目を瞑って耳を傾けると、10m先にあるべき音が1mほど奥に引っ込んだ。気がする。
横方向にも、スピーカー位置で左右に30cmずつ広くなった。気もする。

じゃあじゃあ、お風呂場サウンドはど・う・な・ん・だ!と言われれば、響いている、、、かなぁ。いやどっちか言うたら、、、どうかなぁ、、、分・か・ら・な・い。
況やサンプリングレート192kHzと96kHzの違いをや。

嗚呼もう、なんてポンコツな耳!


一つだけ確かなこと。それは音楽聴きながら寝れる、それくらい心地良い音だってことだ!(キリッ


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慌てるな。単体DACを手に入れたことにはもう一つ大きな意味がある。それは、好きなプリメインを選ぶことができるようになったということ。
先に述べました通り、我が家のシステムは上流がApple TVからの光デジタル出力である以上、どうしてもDACは必要です。そのリーズナブルな解が、DAC内蔵のプリメインアンプ、ちょうど1年前に購入したマランツPM6005でした。

一方で、かつて私はこう書きました。

『本当はささやかでもピュアなプリメインアンプ(それもAudio AnalogueやAura、Musical Fidelityなどのアナログなヨーロッパ物)でいきたい』

そうなのです。でも大丈夫。AuraのVA-100 EvolutionやAudio AnalogueのPuccini SETTANTA、Musical FidelityのA-1などの、強く憧れながらも光デジタル入力がないゆえに諦めてきた往年の銘機の数々を、これからは難なくお迎えすることができる。

そう、 少なくとも市場で高く評価されているDAC専用機を使うということは、「DACの性能の低さが音質のボトルネックになっているのではないか?」などと心悩ませることもなく、存分に心惹かれるプリメインアンプを選ぶことができるということ。バスクシャツ3枚分でこの効果。これは素晴らしいことです。
だから、DAC導入による音の変化はよく分からなかったけれど、これでいいのだ。


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さて。珠音希は庶民でございますので、専用のオーディオ部屋など持っておりませぬ。そんなリビングオーディオ族にとっては、オーディオ機器もインテリアの一部。オサレな方が良うございます。
だって、43cm幅フルサイズの分厚いアンプね、あれ実物を前にすると圧迫感すごいよ?

ここはAura NoteやLINN classikのようなコンパクトな一体型、あるいはAudio AnalogueのPrimoシリーズみたいなハーフサイズなんかどうだろう。いや、折角DACがバランス接続対応なのだからAura NeoとGrooveがいいかもしれない。(*´∀`*)ポワァン


見目美しくて品が良く、もちろん音も良い、そんなオーディオを目指して少しずつ買い足していく。それが私の進む道。珠音希悟りました。




いやでもフルサイズでも、CDプレイヤー:パガニーニ、アンプ:プッチーニ、スピーカー:モーツァルトとか痛快だよね-。(*´∀`*)ポワァン

2015/04/16

マランツPM6005を買いました。

随分と久しぶりの更新になります。珠音希です。皆様、こんばんは。


さて、「艷やかで、しっとりと濡れた、濃ゆい、午後の紅茶ロイヤルミルクティーのような音」と評判のスピーカー、QUAD 11Lをオクで入手してから約1年。ついにピュアなプリメインアンプを導入しましたよ。


痛恨のマイオーディオ(ビフォー)


わが家のオーディオをおさらいしておきますと、
iMacのiTunes →(AirPlay経由)→ AppleTV →(HDMI経由)→ TV →(イヤホンジャック経由)→ Carot OneのデジタルアンプGILDOLO →(ベルデン8460バイワイヤリング)→ QUAD 11L。

AppleTVにHDMIと光デジタル出力しかなく、GILDOLOにRCA入力しかないもんだから、苦肉の策でTVのイヤホンジャックを経由していますが、こんなの全然ピュアピュアじゃない。痛恨。

本当はCreekとかAudio Analogue、Aura、Musical Fidelityといったヨーロッパ物のプリメインアンプが欲しい。さりとて買ってもイヤホンジャック経由。残念。

「DACは?DACを買えばいいじゃない」

そんなリトルベンの声が聞こえます。だが、バジェットがない。
どうにかしたい。でも、どうすればいいのか。この1年間ずっとモヤモヤとしておりました。


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そんなわけですから、新たなプリメインアンプの条件は、まず第一に光デジタル入力があること。そしてテレビ台の都合上、薄型であること。

薄型アンプの定番といえばオンキョーA-7VLですね。でも、せっかくアンプを新調するのですから、またデジタルアンプというのも面白くありません。どうせなら薄味と言われるデジタルアンプじゃなくて、もっと個性の強いアンプがいいな。

ということで、いろいろ悩んだ結果、マランツのPM6005の登場なのです。


新アンプ、テレビ台にギリギリ収まるの図(アフター)


入門機でありながらヨーロッパ製アンプによくあるトロイダルトランスを採用。ヨーロッパでの評価も高く、What Hi-Fi?では最高評価の★5。そしてフルディスクリート構成。
デジタルアンプからの乗り換えにはピッタリです。


早速、光デジタルで繋いで音出ししてみた第一印象は「優しい音」。

これまで高音域の輪郭が際立った音で鳴っていたビル・フリーゼルの曲が、マイルドで落ち着いた音に。中低音域も豊か。マランツは高音がキツめと聞いていたので意外でした。
音場も奥行き方向に伸びました。してみると、これまでは音場が平面的だったんだなーと。いわゆる「スピーカーが消える」感覚もある。

「QUAD 11Lと相性が良いアンプ」とか、そんな情報をネットで漁ってはいましたが、正直言ってプリメインアンプの違いでこれほどまで音が変わるとは思っていませんでした。家人も気付いたほど。ちょっとビックリ。




そうね、例えるならば、


階段を降りた地下の扉を開けると
レンガ壁にランプ灯りの、薄暗くて温かみのある雰囲気の喫茶店


そんな音。「ウェットで艷のある、柔らかで上品、かつ濃厚な音」って、この音のことだったのかと。
GILDOLOとの組み合わせではデジタルアンプの性格が強く出て、QUAD 11Lの本領を発揮してなかったのかもしれませぬ。
さらに振り返れば、KlipschのRB-51IIをGILDOLOで鳴らしていた頃は、すごくクリアで迫力もあったけどクラシックやアメリカーナを聴くには味気のない音だったんだな、と今なら思う。


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というわけでPM6005、限られたバジェットの中では最良の選択だったのではなかろうか。
しばらくはもうコレで十分だな。次はー、なんだ。SACDプレーヤーかな。


追記
ラウドネスをONにしたら、響きが豊かになって空気感がグッと増した。とてもいい感じ。
「まったく安い耳だな」と苦笑しつつ、低音って大切なんだなと実感したのでした。おしまい。



2014/06/05

フォークミュージックというか、ルーツミュージックというか、カントリーというか

とにかくアメリカ的な風景を連想させる音楽を、ジャズ・フュージョンの人がまったりやってるCDが、このところずっとヘビーローテーションの珠音希です。皆さん、こんばんは。


モノラルで、傷んだレコードみたいなブチブチ音満載の古い録音のブルースを流しながら昼寝するのも大好きですが、アメリカーナを聴きながらボーっとするのも最高に気持ち良うござんす。
「アメリカーナ」と呼ぶのが正しいのかよく分かりませんが。

つか、ジャンル分けよく分かんね。
ノラ・ジョーンズってジャズじゃないよね。カントリー? オルタナティブ?
k.d.ラングは? カントリーじゃないよね。オルタナティブ?
「Dark Dear Heart」のホリー・コールもジャズじゃないし。オルタナティブ?

つまりなんだ、よく分からんかったら全部オルタナティブということでファイナルアンサー?


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1枚目はチャーリー・ヘイデンとパット・メセニーの「Beyond The Missouri Sky」
ベースとギターのデュオです。
ミズーリの見渡す限り地平線が広がるような雄大な風景が思い浮かびますが、それと同時に、スペイン南部アンダルシア地方のオリーブ畑も想像してしまうのはなーぜー。

14曲全曲、捨て曲なしですが、あえて選ぶとすれば、メセニー節全開の7曲目「Precious Jewel」と中東っぽい10曲目「Tears Of Rain」以外の12曲がマターリでよろしゅうございます。






ビルエバンストリオ最後のベーシスト、マーク・ジョンソンの「The Sound Of Summer Running」
このアルバムにはパット・メセニーとビル・フリゼールも参加しています。それだけで買いなのです。宝物。
夏の足音。まさに。小学生の頃の夏休みを思い出します。後先考える必要のなかったあの頃が最強でした。

2曲目「Ghost Town」、6曲目「Porch Swing」、8曲目「The Adventures Of Max And Ben」、9曲目「In A Quiet Place」、10曲目「For A Thousand Years」の5曲で甘酸っぱいあの頃に逆戻りできますよ。






ビル・フリーゼルの「Good Dog Happy Man」
ビル・フリーゼルは不思議なギタリスト。何弾いてもゆったりしてて好きです。
このアルバムも「The Sound Of Summer Running」より穏やかで雄大。「Nashville」ほどカントリーじゃありませんのでご安心を。

珠音希のオススメは、1曲目「Rain, Rain」、2曲目「Roscos」、4曲目「My Buffalo Girl」、5曲目「Shenandoah (For Johnny Smith)」、6曲目「Cadillac 1959」、7曲目「The Pioneers」、10曲目「Monroe」、11曲目「Good Dog, Happy Man」。気持よく眠れます。



「The Sound Of Summer Running」と「Good Dog Happy Man」はAmazonで長い間欠品だったのだけど、今は両方買える。ラッキーなことです。



2014/05/25

iTunes Match利用を機に、iTunesライブラリをTime Capsuleに移動してみた件

いつの間にか始まっていたiTunes Match、早速試してみましたよ。

サービス開始は5月2日でしたか。全然知りませんでした。何年か前のWWDCでジョブスがそんなサービスを開始するとか発表してて、へぇー・・なんて思った記憶がありますが、そのまま日本でもサービスが開始されるとは。

「iTunes Music Storeがいつまで経っても日本に上陸しないのは、着うたみたいな歪なサービスが成り立っているからだ」と気炎を吐き、「海外の携帯では、持っているmp3データを着信音に設定できるのが当たり前なんだよ!」と追加でノキア702NK(vodafone)を買い、LISMOを始めたことにムカついてauを見限り、MNPが始まる直前なのにドコモに乗り換えた(そして電話番号も変わった)珠音希としては、この状況はなんだか感慨深いものがあります。


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さて、iTunes Match。不正に入手した楽曲データのロンダリングができるなんて話もありますが、その代わりに年間3,980円を徴収できるわけですから、大人な落とし所かと思います。

iTunes Matchについての詳しいところは他に任せますが、iPhoneの設定でiTunes Matchをオンにすると、母艦Mac/PCとの同期ができなくなります。


母艦と同期していたライブラリが乗っ取られます。


例えiTunesライブラリの中身が高音質のWAVやALACばかりであっても、iPhoneへ転送できません。オフにすれば、できます。
「iPhoneに入ってない曲でもストリーミングで聴けるんだから便利だろ? アレならダウソしてもいいけどさ。ただし256kbps以下に限る!」と、そういうことですね。全く余計なお世話です。


珠音希はストリーミング再生には全く興味がありません。実際に試してみると、曲を選択してから再生するまでにやはり少々待たされますし。「いつでもどこでも全曲アクセス可」は要らんから、厳選したプレイリスト返せ。
そんな私にとってiTunes Match利用のメリットはずばり、昔iTunes Music Storeで買った128kbps楽曲データの256kbpsへの アップグレード。並びに、DRMからの解放!これぞガンズオブザパトリオットだ!!(by リキッドオセロット)と、そんな感じ。

なので、概ね満足しております。


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それから、もうひとつ。

 iTunes MatchはライブラリをまるごとiCloudにアップロードするわけですから、(ビットレート256kbps以下の制限付きですが)謂わば、クラウド上にライブラリのバックアップができたようなもの。
これには大いに興味があります。

わがシステムはAppleTVをネットワークプレイヤー、iMacをNASとして使った無線ネットワークオーディオです。AppleTVからiMac内の楽曲データを読み込むのは無線LAN経由なのですが、この無線というのが気に入らない。有線に比べて無線が良いわけない、きっと何かが悪い。そう思えて仕方がないのです(「それってAirPlay全否定じゃねーか」と言われれば返す言葉もなく、「ていうか、そもそもテレビのイヤホンジャックからラインアウトしてるくせにw」とか言うなうるさい黙れ)。
だったら有線LANで繋がったTime Capsuleにライブラリを移動すればいいジャマイカ。仰る通り。でも、それだとTime Machineでバックアップができない。それも困る。


というわけで、クラウド上にバックアップがあると思えば、この辺りちょっとだけ担保されて安心感はあるかなーと。256kbpsだけど。なんとなれば、また手元のCDから取り込み直せばいいし。
ていうか、そんな大層な耳持ってないし。←なら有線に拘るな
49歳以下が聴こえるはずのモスキート音も聴こえなかったし・・・



と思ったら、こんなソフトがあった。→Sync!Sync!Sync!LE
コレ使ったらTime CapsuleにあるライブラリをiMacのHDDにバックアップ(コピー)できた。定期的なバックアップも可能だし、しかも無料。
あら。バックアップ問題解決。だったらもうiTunes Match要らnくぁwせdrftgyふじこ

2014/05/14

QUAD 11Lでいろいろ試してみた。

カングーが戻って来ました。実に入院してから3週間ぶり。
久しぶりに見たカングーは壁のようにでかかった。車内がオイル臭かった。走り出しは軽くて、加速は遅かった。そして『あれ、、、ギアが入らへんっ!』と焦ってたらクラッチ踏んでなかった。(( ゚∀、 ゚))>テヘテヘ


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さて、先日手に入れた濡れた仔犬のようなスピーカーQUAD 11L。ブックシェルフ型スピーカーをテレビの横に置く以上、スタンドが必要です。
んで、調べてみたら、スピーカースタンドって結構高い。なるほど、「ブックシェルフ型にちゃんとしたスタンドを買うことを考えたら、初めからタワー型スピーカーを買った方がいい」とどこかに書いてありましたが、確かに。一理あります。

とりあえず、手持ちのIsoAcousticsのスピーカースタンドの上に置いてみましたが、ISO-L8R155は高さ約22cm。当然、絶対的に高さが足りませぬ。
前側のポールを長めにして上向きに傾斜をつけ、なんとかツイーターがこちらを向くように設置したものの、なんかイマイチ、パッとしないのです。あれー。

このままでは済まされないので、観念してHAMILeX SB-302(高さ55cm)を購入したら、グッと良くなった。ハッキリと聴こえるようになりました。あーこれが11Lか、と。うむ。ツイーターを耳の高さにするというのは、やっぱり重要なんですね。

今回買ったスタンドは、かなり安めの部類です。上を見ればキリがありませんが、高いヤツほどオカルトのかほりがプンプンします。スタンドなんて、要はガタつかないしっかりした土台ならいいわけでしょ。それこそ「初めからタワー型スピーカーを買った方がよかったや~ん」な価格のスタンドを買っては意味がありませんので、これで充分なのです。




尚、サランネットは外した方が明らかに良かった。Klipsch RB-51IIはサランネットがあってもなくても変わりがなかったのですが、QUAD 11Lの場合はハッキリと違います。君も外したまえよ。


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QUAD 11Lはバイワイヤリング対応です。
ただね、逆起電流とか理屈は分かるのですが、スピーカー・アンプ間程度のケーブル長で逆起電流の影響が変わるとか、どうもイマイチ信じられないのです。だって、電気信号はほぼ光速で伝達するはずでしょう。あれ、違う?
とりあえず物は試しで、バイワイヤリング試してみた。


これまではベルデン8470シングル剥き出しで高低の端子を貫通させていたのですが、新たに買ったベルデン8460でバイワイヤリングにしたら、音が散漫になった。気がする。なんとなく。あれー。
よく分からないけど、音が変わった気がする。なんでー。
しかし、良い方向の変化かと言えば、そうとも言えない微妙な養命酒。

もう面倒くさくなったので、8460バイワイヤリングのまま、8470で作ったジャンパーケーブル盛ってやった。後悔はしてない。
ココに載っている写真でいうところの下から2つ目です。「より音楽の体積が増し、低域から高域まで活気が増した。質感もよくなった」と説明がありますが、正直よく分かりません。プラシーボのような気もする。そうそう、なんか香ばしい文章だな・・・と思ったらやっぱり麻倉御大だった。めんどくせー。



そういえば、Yラグ。バナナプラグ接続より音質的に望ましいらしいので、それじゃあ買おうか、安いもんだし。と軽い気持ちでAmazon検索したら、どれも高ぇよふざけんな。安い物でも20個入りで4000円超とか何だソレ。(# ゚∀゚)∂ チョットコッチコイヤコラ! 普通の安いのでいいんだYO!
もういいよ、ホームセンターで買うよ!とVIVAりに行ったけどサイズがなかったのでMonotaROで買ったよバカ。無酸素銅(電気スズメッキ)2Y-8が100個入り885円だ参ったか。絶縁キャップも50個入りで238円だ凸(* ゚∀゚)コノヤロウ!
これで充分なのですpart2。


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なんだかんだで、ほどほど満足できるような音になりました。
QUAD 11Lはネットによく書かれている通り、バイオリンよりはピアノが美しく鳴るスピーカーのようです。「しっとり艷やか」かはちょっと分かりませんが、RB-51IIと比べてもHi-Fiなスピーカーではないというのはよく分かった。

素質はいいはずなので、あとはシステムでどれだけ上手く鳴らせるようにできるか、なんでしょうね。



わがシステムは、AppleTVをネットワークプレイヤー、iMacをNASとした無線ネットワークオーディオ。iMacがスリープ状態だと鳴らせないのがちと困りものですが、この辺りの構成は、差し当たってはこれでいいや。

それよりも、ちっとも痛快じゃないテレビのイヤホンジャックからの出力だ。これだけはどうにも納得がいかない。気持ち悪い。何とかしたい。

というわけで、次なるターゲットが決まりました。やっぱり、光入力を備えたピュアなプリメインアンプな。良いヤツな。(0゚・∀・) テッカテカ

2014/05/11

「柔らかくて、湿っぽくて、現代的ではない、なんだかよく分からない神秘のスピーカー」を手に入れました。

GW2日目の日曜日のこと。この日はカングーの退院予定日だったのですが、修理が完了して試走してみたところ、別のところからオイルが漏れたってさ!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \




ということで、連休中はメガーヌGTで過ごしましたとさ。
お陰様で、IKEAに行ったけどBILLYをお持ち帰りできなかったぞ(# ゚Д゚)ゴルァ!

そういえば、ホンダフィットにBILLYと思しき長物パッケージを3つも積み込もうとしているカポーを見かけましたが、絶対載らんだろアレ。あの2人は、あの後どうしたんだろう。


いや人のことはどうでもいい。自分のことでイッパイいっぱいの珠音希です。みなさん、こんばんは。
そういえば、あれからまだ何も連絡がないルノー。



さて。先だっての予告通りスピーカーを手に入れました。
狙っていたDALIのロイヤルタワー、ロイヤルメヌエットIIは競り負けました。ていうか、中古にあんなお金出せるか。みんなおかしいよ。

というわけで、わが家にお招きしたのはQUAD 11Lでございます。
ネットの情報では、艷やかで、しっとりと濡れた、濃ゆい、午後の紅茶ロイヤルミルクティーのようなスピーカー、とのこと。深すぎて難しいのですが、とりあえずKlipschと同系統じゃなさそうだということは分かった。

それにしても、QUAD 11Lのラッカー仕上げは本当にキレイ。木目も本物の突板だし、塗装と研磨を7回も繰り返したというツヤツヤボディは、ずっと服の袖ですりすりしてたくなります。滑り最高。
これまで使用していたKlipsch RB-51IIが色気も素っ気もない黒色ベニア仕上げでしたので、尚の事、QUADの所有する喜びは格別でございます。さすがイギリス、さすがロイヤルミルクティー。


(0゚・∀・)テッカテカ


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前回書いた通り、これまでわが家のオーディオは、iMac→雑誌のオマケDAC→デジタルアンプ→スピーカー、というデスクトップオーディオ(出窓オーディオ)でございます。
今回ちょっといいスピーカーを入手しましたので、テレビの横にスピーカーを設置してリビングからダイニングまで部屋全体を音楽で満たしたい。勿論、TVの音もスピーカーから出したい。前から常々夢想していた目標を達成しようかしら、なんて思った次第。


というわけで、これまでiMacの側にあったスピーカーをテレビの横に移動しなければいけません。ただ、出窓のiMacからスピーカーまでケーブルを引っ張ることだけはしたくない。ではどうやってiTunesの曲を離れたスピーカーまで飛ばすのか、それが問題。
すぐに思い浮かぶのはAirPlay。ですが、AirPlayに対応しているのは大抵CDレシーバーやAVアンプ。どうせならピュアなオーディオ用プリメインアンプでQUADを鳴らしたいところですが、残念ながらAirPlay対応のものなんて見たことがありませぬ。

その上、珠音希のライブラリはそのほとんどがApple Lossless(ALAC)。ALACに対応した機器となるとさらに少なくなります。
ぶっちゃけ、薄型の機器で探すと、パイオニアのVSX-S510くらいしか見つからない。


でもなぁ・・・。本当はささやかでもピュアなプリメインアンプ(それもAudio AnalogueやAura、Musical Fidelityなどのアナログなヨーロッパ物)でいきたいところを、「ケーブルを引き回したくないから」という理由だけでAVアンプで妥協し、そのAVアンプに4万円近くも払うなんて、いくら買い物好きの珠音希でも気が進まねぇ。



そんな感じで2日ほどグダグダ考えてたら、AppleTVを持ってたことを思い出しました。AppleTVのこと、すっかり忘れてた。( ゚∀、 ゚)>テヘ
AppleTVならALACでも何でもiTunesに対応したフォーマットならAiraPlayで飛ばせます。なんだ、これでいいジャマイカ。


AppleTVはHDMI/光出力


残念ながら、手持ちのデジタルアンプCarot OneのGILDOLOには光入力がありませんので、iMac→(AirPlay)→AppleTV→(HDMI)→TV→(イヤホンジャック)→GILDOLO→QUAD 11L。
AppleTVとGILDOLO、手のひらサイズでいっぱしのネットワークオーディオというのが痛快ジャマイカ。
TV経由イヤホンジャック出力というのがちっとも痛快じゃないのですが。

でも、光入力ありの条件付きで不本意なプリメインアンプを選ぶのもまたアレなので、当座はこれで良しとします。またいずれ・・・


あ。QUAD 11Lの音色ですか? そりゃあもう、艷やかで、しっとりと濡れた、濃ゆい、午後の紅茶ロイヤルミルk…(ry

2014/04/21

愛車カングーが入院DEATH!

いや、まだだ。まだ死んでない!
以前ちょろっと書いたエンジンからのオイル漏れの件です。新車購入からもうすぐ2年、本格的な入院は初めてだなー。


あ、どうも。iPhoneの同期にありえないくらい時間がかかるので、思い切ってリセットしたら、辞書に登録してあった顔文字が全部消えてヤル気ナッシングの珠音希です。みなさん、こんばんは。


逃げだしたい。


* * * * * * *


この数ヶ月というもの、ちょっと心に余裕がなくってね、気付いたらオイル交換の時期を大幅に過ぎてましたとさ。( ゚∀、 ゚)>テヘ
前回ディーラーでオイルを交換してもらったらビックリするくらい高かったので(どうやら指定のelfのオイルが高いらしい)、今回はスーパーオートバックスで済ませたわけですが、作業のお兄ちゃんが「あ、そうそう。エンジンからオイル漏れてますよ、結構な量」工エェェ(´д`)ェェエ工


早速ディーラーで確認してもらったら、「漏れてますね・・・」

私の担当者は、喋りがオフビートでジワジワくるのですが、曰く、エンジン上部のパッキンから漏れている、ルノーのエンジンは上側がややこしい、よって作業もややこししい、1週間くらいの入院になる、代車は用意できる、保証範囲内なので費用はかからない、等々。

そうか、分かった、費用がかからないならいい、ついでに悪いところ全部直してくれ、なんなら新車と交換でも良す。
「だったら色はオレンジね❤」
「引き取りに来て、カングーがオレンジになってたら、ビックリしますよね・・・」

ジワジワくるからオフビートやめれ。


しかして代車はメガーヌGTラインでした。座面は低いし、ハンドルは太いし重い。それからサスが固い。カングーとは全てが正反対のクルマです。


そうか、270キロまで出るのか。←出ません


代車には全く期待していなかっただけに、意外にも楽しそうなクルマを用意されてちょっとワクワク。なんなら入院1ヶ月でもいいぉ!
聞けば、代車の返却が1日遅れたそうなのですが、気持ちは分かるぞ、前の人。
惜しむらくは、マニュアルミッションじゃないことでしょうか。CVT嫌い。あ、それからリアの近接センサーがピーピーうるさい、オートパーキングブレーキなにコレ気持ち悪い。
でもカッコいいから全部許す。


* * * * * * *


さて。イヤホンが満足したら、今度はオーディオの方が気になり始めました。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

わが家のオーディオは、iMacの中の曲をDAC→デジアン→スピーカーで聴く、というシステム。機器は以下の通り。

 DAC:雑誌DigiFiのオマケ
 アンプ:Carot One GILDOLO
 スピーカー:Klipsch RB-51II




音に不満はありません。そう、ないんです。

でもね、メタルやエレクトロニカ、それから筋肉少女帯を好んで聴いていたのも今は昔。クラシックやジャズ、しっとりとしたボーカルものを聴くことが多くなった今、「艶のある」とか「ウェットな」とか「音楽性が高い」とか、そんな形容詞に強烈に惹かれるのです。

今のシステムは音はいい。しかし、音質云々を気にするのではなく、純粋に音楽に浸れているいるか?と聞かれれば、うーん、どうだろう・・・

「再生音を聴いているのではなく、まるで目の前で歌っているかのような生々しさ」を感じてみたい。「アコースティック感溢れる音を奏でるスピーカー」というヤツでクラシックを聴いてみたい。正統派のヨーロピアンサウンドというやつを体験してみたいジャマイカ。
ところで「アコースティック感溢れる音」ってどんな音?


とりあえずはRB-51IIと全くタイプの違うスピーカーを手に入れてみようと思う。明快でクリアで分り易いRB-51IIとは正反対の、柔らかくて、湿っぽくて、現代的ではない、なんだかよく分からない神秘のスピーカー。
Vienna AcousticsとかHarbethとかSpendorとか良さそうだよね。←高すぎて買えません。

じゃあ、DALIロイヤルタワー、ロイヤルメヌエットII、あるいはQUAD 11Lあたりはどうだろうか。