2014/06/05

フォークミュージックというか、ルーツミュージックというか、カントリーというか

とにかくアメリカ的な風景を連想させる音楽を、ジャズ・フュージョンの人がまったりやってるCDが、このところずっとヘビーローテーションの珠音希です。皆さん、こんばんは。


モノラルで、傷んだレコードみたいなブチブチ音満載の古い録音のブルースを流しながら昼寝するのも大好きですが、アメリカーナを聴きながらボーっとするのも最高に気持ち良うござんす。
「アメリカーナ」と呼ぶのが正しいのかよく分かりませんが。

つか、ジャンル分けよく分かんね。
ノラ・ジョーンズってジャズじゃないよね。カントリー? オルタナティブ?
k.d.ラングは? カントリーじゃないよね。オルタナティブ?
「Dark Dear Heart」のホリー・コールもジャズじゃないし。オルタナティブ?

つまりなんだ、よく分からんかったら全部オルタナティブということでファイナルアンサー?


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1枚目はチャーリー・ヘイデンとパット・メセニーの「Beyond The Missouri Sky」
ベースとギターのデュオです。
ミズーリの見渡す限り地平線が広がるような雄大な風景が思い浮かびますが、それと同時に、スペイン南部アンダルシア地方のオリーブ畑も想像してしまうのはなーぜー。

14曲全曲、捨て曲なしですが、あえて選ぶとすれば、メセニー節全開の7曲目「Precious Jewel」と中東っぽい10曲目「Tears Of Rain」以外の12曲がマターリでよろしゅうございます。






ビルエバンストリオ最後のベーシスト、マーク・ジョンソンの「The Sound Of Summer Running」
このアルバムにはパット・メセニーとビル・フリゼールも参加しています。それだけで買いなのです。宝物。
夏の足音。まさに。小学生の頃の夏休みを思い出します。後先考える必要のなかったあの頃が最強でした。

2曲目「Ghost Town」、6曲目「Porch Swing」、8曲目「The Adventures Of Max And Ben」、9曲目「In A Quiet Place」、10曲目「For A Thousand Years」の5曲で甘酸っぱいあの頃に逆戻りできますよ。






ビル・フリーゼルの「Good Dog Happy Man」
ビル・フリーゼルは不思議なギタリスト。何弾いてもゆったりしてて好きです。
このアルバムも「The Sound Of Summer Running」より穏やかで雄大。「Nashville」ほどカントリーじゃありませんのでご安心を。

珠音希のオススメは、1曲目「Rain, Rain」、2曲目「Roscos」、4曲目「My Buffalo Girl」、5曲目「Shenandoah (For Johnny Smith)」、6曲目「Cadillac 1959」、7曲目「The Pioneers」、10曲目「Monroe」、11曲目「Good Dog, Happy Man」。気持よく眠れます。



「The Sound Of Summer Running」と「Good Dog Happy Man」はAmazonで長い間欠品だったのだけど、今は両方買える。ラッキーなことです。



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