2014/05/25

iTunes Match利用を機に、iTunesライブラリをTime Capsuleに移動してみた件

いつの間にか始まっていたiTunes Match、早速試してみましたよ。

サービス開始は5月2日でしたか。全然知りませんでした。何年か前のWWDCでジョブスがそんなサービスを開始するとか発表してて、へぇー・・なんて思った記憶がありますが、そのまま日本でもサービスが開始されるとは。

「iTunes Music Storeがいつまで経っても日本に上陸しないのは、着うたみたいな歪なサービスが成り立っているからだ」と気炎を吐き、「海外の携帯では、持っているmp3データを着信音に設定できるのが当たり前なんだよ!」と追加でノキア702NK(vodafone)を買い、LISMOを始めたことにムカついてauを見限り、MNPが始まる直前なのにドコモに乗り換えた(そして電話番号も変わった)珠音希としては、この状況はなんだか感慨深いものがあります。


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さて、iTunes Match。不正に入手した楽曲データのロンダリングができるなんて話もありますが、その代わりに年間3,980円を徴収できるわけですから、大人な落とし所かと思います。

iTunes Matchについての詳しいところは他に任せますが、iPhoneの設定でiTunes Matchをオンにすると、母艦Mac/PCとの同期ができなくなります。


母艦と同期していたライブラリが乗っ取られます。


例えiTunesライブラリの中身が高音質のWAVやALACばかりであっても、iPhoneへ転送できません。オフにすれば、できます。
「iPhoneに入ってない曲でもストリーミングで聴けるんだから便利だろ? アレならダウソしてもいいけどさ。ただし256kbps以下に限る!」と、そういうことですね。全く余計なお世話です。


珠音希はストリーミング再生には全く興味がありません。実際に試してみると、曲を選択してから再生するまでにやはり少々待たされますし。「いつでもどこでも全曲アクセス可」は要らんから、厳選したプレイリスト返せ。
そんな私にとってiTunes Match利用のメリットはずばり、昔iTunes Music Storeで買った128kbps楽曲データの256kbpsへの アップグレード。並びに、DRMからの解放!これぞガンズオブザパトリオットだ!!(by リキッドオセロット)と、そんな感じ。

なので、概ね満足しております。


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それから、もうひとつ。

 iTunes MatchはライブラリをまるごとiCloudにアップロードするわけですから、(ビットレート256kbps以下の制限付きですが)謂わば、クラウド上にライブラリのバックアップができたようなもの。
これには大いに興味があります。

わがシステムはAppleTVをネットワークプレイヤー、iMacをNASとして使った無線ネットワークオーディオです。AppleTVからiMac内の楽曲データを読み込むのは無線LAN経由なのですが、この無線というのが気に入らない。有線に比べて無線が良いわけない、きっと何かが悪い。そう思えて仕方がないのです(「それってAirPlay全否定じゃねーか」と言われれば返す言葉もなく、「ていうか、そもそもテレビのイヤホンジャックからラインアウトしてるくせにw」とか言うなうるさい黙れ)。
だったら有線LANで繋がったTime Capsuleにライブラリを移動すればいいジャマイカ。仰る通り。でも、それだとTime Machineでバックアップができない。それも困る。


というわけで、クラウド上にバックアップがあると思えば、この辺りちょっとだけ担保されて安心感はあるかなーと。256kbpsだけど。なんとなれば、また手元のCDから取り込み直せばいいし。
ていうか、そんな大層な耳持ってないし。←なら有線に拘るな
49歳以下が聴こえるはずのモスキート音も聴こえなかったし・・・



と思ったら、こんなソフトがあった。→Sync!Sync!Sync!LE
コレ使ったらTime CapsuleにあるライブラリをiMacのHDDにバックアップ(コピー)できた。定期的なバックアップも可能だし、しかも無料。
あら。バックアップ問題解決。だったらもうiTunes Match要らnくぁwせdrftgyふじこ

2014/05/14

QUAD 11Lでいろいろ試してみた。

カングーが戻って来ました。実に入院してから3週間ぶり。
久しぶりに見たカングーは壁のようにでかかった。車内がオイル臭かった。走り出しは軽くて、加速は遅かった。そして『あれ、、、ギアが入らへんっ!』と焦ってたらクラッチ踏んでなかった。(( ゚∀、 ゚))>テヘテヘ


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さて、先日手に入れた濡れた仔犬のようなスピーカーQUAD 11L。ブックシェルフ型スピーカーをテレビの横に置く以上、スタンドが必要です。
んで、調べてみたら、スピーカースタンドって結構高い。なるほど、「ブックシェルフ型にちゃんとしたスタンドを買うことを考えたら、初めからタワー型スピーカーを買った方がいい」とどこかに書いてありましたが、確かに。一理あります。

とりあえず、手持ちのIsoAcousticsのスピーカースタンドの上に置いてみましたが、ISO-L8R155は高さ約22cm。当然、絶対的に高さが足りませぬ。
前側のポールを長めにして上向きに傾斜をつけ、なんとかツイーターがこちらを向くように設置したものの、なんかイマイチ、パッとしないのです。あれー。

このままでは済まされないので、観念してHAMILeX SB-302(高さ55cm)を購入したら、グッと良くなった。ハッキリと聴こえるようになりました。あーこれが11Lか、と。うむ。ツイーターを耳の高さにするというのは、やっぱり重要なんですね。

今回買ったスタンドは、かなり安めの部類です。上を見ればキリがありませんが、高いヤツほどオカルトのかほりがプンプンします。スタンドなんて、要はガタつかないしっかりした土台ならいいわけでしょ。それこそ「初めからタワー型スピーカーを買った方がよかったや~ん」な価格のスタンドを買っては意味がありませんので、これで充分なのです。




尚、サランネットは外した方が明らかに良かった。Klipsch RB-51IIはサランネットがあってもなくても変わりがなかったのですが、QUAD 11Lの場合はハッキリと違います。君も外したまえよ。


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QUAD 11Lはバイワイヤリング対応です。
ただね、逆起電流とか理屈は分かるのですが、スピーカー・アンプ間程度のケーブル長で逆起電流の影響が変わるとか、どうもイマイチ信じられないのです。だって、電気信号はほぼ光速で伝達するはずでしょう。あれ、違う?
とりあえず物は試しで、バイワイヤリング試してみた。


これまではベルデン8470シングル剥き出しで高低の端子を貫通させていたのですが、新たに買ったベルデン8460でバイワイヤリングにしたら、音が散漫になった。気がする。なんとなく。あれー。
よく分からないけど、音が変わった気がする。なんでー。
しかし、良い方向の変化かと言えば、そうとも言えない微妙な養命酒。

もう面倒くさくなったので、8460バイワイヤリングのまま、8470で作ったジャンパーケーブル盛ってやった。後悔はしてない。
ココに載っている写真でいうところの下から2つ目です。「より音楽の体積が増し、低域から高域まで活気が増した。質感もよくなった」と説明がありますが、正直よく分かりません。プラシーボのような気もする。そうそう、なんか香ばしい文章だな・・・と思ったらやっぱり麻倉御大だった。めんどくせー。



そういえば、Yラグ。バナナプラグ接続より音質的に望ましいらしいので、それじゃあ買おうか、安いもんだし。と軽い気持ちでAmazon検索したら、どれも高ぇよふざけんな。安い物でも20個入りで4000円超とか何だソレ。(# ゚∀゚)∂ チョットコッチコイヤコラ! 普通の安いのでいいんだYO!
もういいよ、ホームセンターで買うよ!とVIVAりに行ったけどサイズがなかったのでMonotaROで買ったよバカ。無酸素銅(電気スズメッキ)2Y-8が100個入り885円だ参ったか。絶縁キャップも50個入りで238円だ凸(* ゚∀゚)コノヤロウ!
これで充分なのですpart2。


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なんだかんだで、ほどほど満足できるような音になりました。
QUAD 11Lはネットによく書かれている通り、バイオリンよりはピアノが美しく鳴るスピーカーのようです。「しっとり艷やか」かはちょっと分かりませんが、RB-51IIと比べてもHi-Fiなスピーカーではないというのはよく分かった。

素質はいいはずなので、あとはシステムでどれだけ上手く鳴らせるようにできるか、なんでしょうね。



わがシステムは、AppleTVをネットワークプレイヤー、iMacをNASとした無線ネットワークオーディオ。iMacがスリープ状態だと鳴らせないのがちと困りものですが、この辺りの構成は、差し当たってはこれでいいや。

それよりも、ちっとも痛快じゃないテレビのイヤホンジャックからの出力だ。これだけはどうにも納得がいかない。気持ち悪い。何とかしたい。

というわけで、次なるターゲットが決まりました。やっぱり、光入力を備えたピュアなプリメインアンプな。良いヤツな。(0゚・∀・) テッカテカ

2014/05/11

「柔らかくて、湿っぽくて、現代的ではない、なんだかよく分からない神秘のスピーカー」を手に入れました。

GW2日目の日曜日のこと。この日はカングーの退院予定日だったのですが、修理が完了して試走してみたところ、別のところからオイルが漏れたってさ!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \




ということで、連休中はメガーヌGTで過ごしましたとさ。
お陰様で、IKEAに行ったけどBILLYをお持ち帰りできなかったぞ(# ゚Д゚)ゴルァ!

そういえば、ホンダフィットにBILLYと思しき長物パッケージを3つも積み込もうとしているカポーを見かけましたが、絶対載らんだろアレ。あの2人は、あの後どうしたんだろう。


いや人のことはどうでもいい。自分のことでイッパイいっぱいの珠音希です。みなさん、こんばんは。
そういえば、あれからまだ何も連絡がないルノー。



さて。先だっての予告通りスピーカーを手に入れました。
狙っていたDALIのロイヤルタワー、ロイヤルメヌエットIIは競り負けました。ていうか、中古にあんなお金出せるか。みんなおかしいよ。

というわけで、わが家にお招きしたのはQUAD 11Lでございます。
ネットの情報では、艷やかで、しっとりと濡れた、濃ゆい、午後の紅茶ロイヤルミルクティーのようなスピーカー、とのこと。深すぎて難しいのですが、とりあえずKlipschと同系統じゃなさそうだということは分かった。

それにしても、QUAD 11Lのラッカー仕上げは本当にキレイ。木目も本物の突板だし、塗装と研磨を7回も繰り返したというツヤツヤボディは、ずっと服の袖ですりすりしてたくなります。滑り最高。
これまで使用していたKlipsch RB-51IIが色気も素っ気もない黒色ベニア仕上げでしたので、尚の事、QUADの所有する喜びは格別でございます。さすがイギリス、さすがロイヤルミルクティー。


(0゚・∀・)テッカテカ


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前回書いた通り、これまでわが家のオーディオは、iMac→雑誌のオマケDAC→デジタルアンプ→スピーカー、というデスクトップオーディオ(出窓オーディオ)でございます。
今回ちょっといいスピーカーを入手しましたので、テレビの横にスピーカーを設置してリビングからダイニングまで部屋全体を音楽で満たしたい。勿論、TVの音もスピーカーから出したい。前から常々夢想していた目標を達成しようかしら、なんて思った次第。


というわけで、これまでiMacの側にあったスピーカーをテレビの横に移動しなければいけません。ただ、出窓のiMacからスピーカーまでケーブルを引っ張ることだけはしたくない。ではどうやってiTunesの曲を離れたスピーカーまで飛ばすのか、それが問題。
すぐに思い浮かぶのはAirPlay。ですが、AirPlayに対応しているのは大抵CDレシーバーやAVアンプ。どうせならピュアなオーディオ用プリメインアンプでQUADを鳴らしたいところですが、残念ながらAirPlay対応のものなんて見たことがありませぬ。

その上、珠音希のライブラリはそのほとんどがApple Lossless(ALAC)。ALACに対応した機器となるとさらに少なくなります。
ぶっちゃけ、薄型の機器で探すと、パイオニアのVSX-S510くらいしか見つからない。


でもなぁ・・・。本当はささやかでもピュアなプリメインアンプ(それもAudio AnalogueやAura、Musical Fidelityなどのアナログなヨーロッパ物)でいきたいところを、「ケーブルを引き回したくないから」という理由だけでAVアンプで妥協し、そのAVアンプに4万円近くも払うなんて、いくら買い物好きの珠音希でも気が進まねぇ。



そんな感じで2日ほどグダグダ考えてたら、AppleTVを持ってたことを思い出しました。AppleTVのこと、すっかり忘れてた。( ゚∀、 ゚)>テヘ
AppleTVならALACでも何でもiTunesに対応したフォーマットならAiraPlayで飛ばせます。なんだ、これでいいジャマイカ。


AppleTVはHDMI/光出力


残念ながら、手持ちのデジタルアンプCarot OneのGILDOLOには光入力がありませんので、iMac→(AirPlay)→AppleTV→(HDMI)→TV→(イヤホンジャック)→GILDOLO→QUAD 11L。
AppleTVとGILDOLO、手のひらサイズでいっぱしのネットワークオーディオというのが痛快ジャマイカ。
TV経由イヤホンジャック出力というのがちっとも痛快じゃないのですが。

でも、光入力ありの条件付きで不本意なプリメインアンプを選ぶのもまたアレなので、当座はこれで良しとします。またいずれ・・・


あ。QUAD 11Lの音色ですか? そりゃあもう、艷やかで、しっとりと濡れた、濃ゆい、午後の紅茶ロイヤルミルk…(ry