2013/06/12

「Vフォー・ヴェンデッタ」を見ました。

ずっとずっと見たいと思っていた「Vフォー・ヴェンデッタ」をCATVで見ました。いやぁ、面白かった。
V for Vendetta、直訳すると「復讐(Vendetta)のV」




それにしても長い映画だなぁ…と思ったら132分。うん、長い。
しかし、長くてもダレません。むしろ長く引っ張られたからこそ、ラストのカタルシスが半端ないのでしょう。震えが止まりませんでした。

劇的なシーンで流れるチャイコフスキーの序曲「1812」がまたいい。確か「1812」は「ブローン・アウェイ」でも流れてましたよね。爆発といえば「1812」なんでしょうか。
家にはゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団演奏のCDがあるのですが、ラッパの音が力強くて素晴らしい。なんでもシカゴ交響楽団のホームが音響的にややデッドで響かないため、その結果としてブラスセクションが強力なんだそうでございます。


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政府に統制された全体主義の社会というのは、ジョージ・オーウェルの「1984」を彷彿させます。サトラー議長の顔が大スクリーンに映し出される様は、Macintoshの伝説のCM「1984」にそっくりでございます。
Vの世界は「1984」ほどガッチリと管理統制されているわけではなくて、人々もある程度自由にやってる様子。ダメなものは徹底的にダメですけど。秘密警察もいるし。
政府の統制が徐々に強くなりつつあるというイメージからでしょうか、YouTubeには「Coming soon to an Istanbul near you...」なんてコメントがありました。さて、どうなるでしょう。とりあえず、爆発はナシで。


それにしてもこの映画は、この映画こそは映画館で見たかった。47インチのテレビはデカイし、サラウンドヘッドホンの音響は素晴らしいのですが、それでも、映画館で感じられたであろう迫力は再現できませぬ。

再上映があれば絶対に見に行く所存。ないでしょうけど。

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